
家具を増やす時のポイントは共通点を増やすこと
はじめに
最初は少なかった家具類も生活スタイルの変化と共に“買い足す”機会が訪れます。買い足した家具を適当に並べているという方は、家具同士の共通点を見つけてみましょう。家具同士の共通点があることで、雑然とした印象から、すっきりした印象に変えることができます。
最初に買った家具と買い足す家具では、年数が経っているので同じシリーズではなくバラバラという場合もありますよね。ここで言う共通点とは、セット品やお揃いという意味ではなく、高さ、奥行き、素材、色、テイストのこと。どれかひとつでも当てはまれば、それに合わせて配置するようにします。
また、新たに家具を買い足す場合も上記の共通点にポイントを絞って選ぶようにすれば統一感が出ます。
家具同士の共通点は5つ
高さを揃えよう
高さの違う家具がバラバラに並んでいる場合は順番に並べ直し、高さのラインに凸凹ができないようにします。また、高さがどうしても合わない場合は横にして使うのも一つの方法です。カラーボックスなどは思い切って横にしてみましょう。高さが低くなると棚の上部を棚として使える場合もあり、ディスプレイの幅が広がります。
奥行を揃えよう
家具の奥行が揃わず、手前のラインに凸凹がある場合は、もっとも手前に出ている家具に揃えて一線上にします。家具を手前に出した分、後ろにできた隙間は、間接照明を置いて照らすなど、自由に使えます。後ろに埃がたまりやすいので、動かして掃除がしやすいようにキャスターをつけるのも一つの方法です。
素材を揃えよう
木製、アルミ、プラスチックなど、いろいろな素材の家具が混在している場合は素材ごとにまとめて並べます。同じ素材のものをまとめ、他の素材のものと少し離すだけで統一感が出ます。素材ではなく、色を揃えて並べるのも効果的です。
色を揃えよう
全く同じ色でなくても色のトーンを揃えるようにしましょう。ただし、茶系は濃淡が違いすぎると統一感がなくなるので注意しましょう。
テイストを揃えよう
色や素材がバラバラでも、テイストが同じであれば統一感が生まれます。「アジアン」「モノトーン」「ポップ」など、自分の希望のイメージを固めましょう。